中国歴史小説と幻想的な恋の話


カテゴリ:詩( 60 )



メリークリスマス



君は石畳の上にハイヒールの踵をうちつける
愛しさと苛立ちの思いが夜の街に響く

街は華やかに飾りつけられて
恋人は肩を寄せ合って笑っている
今夜会うことが大切だとは思わないけど
会えないあなたがただ愛しい
星の輝きさえかすむイルミネーション
冷たい風が大切な面影を連れ去る

ウッドデッキに響く靴の音は
突然届いたメールに駅まで走る君の姿

僅かに震える携帯にあなたからのメッセージ
小さな画面には少ない文字に溢れる想い
今夜会えることが大切だとは思わないけど
会える嬉しさに胸が震える
蒼く輝くダイオードライトさえ暖かく
冷たい風さえも心地よく頬をくすぐる



忙しいのか気が抜けてしまったのか、詩を書く気持ちにならなかったここ数ヶ月、久しぶりに頭に浮んだシーンを詩にしてみました。コメントにレスもしていないのに御免なさい。
今日はクリスマス。皆さんにとって素敵な日でありますようにメリークリスマス。
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by shou20031 | 2005-12-25 21:09 |


君はきっとこの空の下



君はきっとこの空の下オレンジ色の三日月を見ている
いつもは会えないけど
僕と君の距離は月ほど遠くない
ただ会えない寂しさが
僕と君との距離を月ほど遠く感じさせている

君はきっとこの空の下生まれたばかりの朝日を見ている
お早うと声を掛けられないけど
朝のメールが二人の思いを繋ぐ
愛しいと思えば思うほど
僕は人ごみの中で君の面影を探してる

君はきっとこの空の下で僕のことを想ってくれている
寂しいと言った昨日の電話
僕は深夜の高速道路を飛ばした
きっと朝日が見える頃
僕は起きたばかりの君の驚く顔を見る

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12月に入りるいきなり冬になったような寒さが続いております。今年は強力なインフルエンザが流行るといわれておりますので、くれぐれもお体に気を付けて下さい。いつもご声援をいただきありがとうございます。私の方はちょっと仕事がバタバタしており、なかなか小説が書けずにチョット焦っております。あともう少しなので気合をいれて頑張りたいと思っております。
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by shou20031 | 2005-12-07 21:57 |


ねえ。愛してると言ってよ。


ねえ、あなたは私の何処が好きなの?
恥ずかしがらずに言葉にしてよ
あなたのその一言で
世界で一番幸せな女になれるの

寝ても覚めても
考えるのはあなたの事ばかり

ねえ、あなたは私の何処を見てるの?
恥ずかしがらずに言葉にしてよ
あなたのその一言で
世界で一番綺麗な女になれるの

恋する女の心は
あなたの言葉ばかり追いかける。

ねえ、愛してるって言葉にしてね。
それだけで女は満足できるのよ。
あなたのその一言を
私は長い間ずっと待っているの

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本当にご無沙汰しております。10月一杯で書き上げようと思っておりましたが、野心がむらむらと膨らんで500ページの大作に挑んでおります。これで一発夢に挑戦したいとおもっております。来年1月の締め切りまで頑張ります。
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by shou20031 | 2005-11-03 18:48 |


夜叉


君は鬼夜叉の伝説を知っている
綺麗な人ほど怖い顔になるのを

僕は君の美しさに
心奪われたわけじゃない
もし僕の目が光を失ったとしても
僕は君の優しさに
かならず心を奪われるだろうから

僕が若い女に心変わりしたら
愛の強さが君を鬼夜叉に変える。

僕は君の優しさが好き
容姿の美しさは衰えるけど
歳とともに君のやさしさが輝いて
僕はいつまでも
いつまでも君に夢中でいられるから

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by shou20031 | 2005-09-12 12:13 |


陽射し


激しい雨がガラス窓を洗っている
待ち合わせのカフェに来るはずのない人を待つ

怒ったように木はふるえ枝をしならせ
かきむしるように葉を散らせている
それは禁じられていることへの怒りなのか
元々結ばれぬ縁だったのか
定めた気持ちがまた彷徨う

ガラス窓を打つ雨音は激しくなり
やがてカフェは私一人となる

今日は帰るつもりのない部屋
心に錐を刺す苦しみから解き放たれる為に
時計はテーブルの上に置いてきた
それは来るはずのないあなたを
いつまでも待ち続ける密かな想い

風がガラス窓をふるわせる
激しい風雨が一瞬の間止まった

嵐のような雲が割れ僅かな陽がさした時
ずぶ濡れのあなたがドアを開けた
眠りを切り裂く悲しみが止まり
戻すことのできない時間が動きはじめ
帰ることのない部屋の鍵を捨てる


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先日台風が来た朝、会社の近くにあるホテルのガラス張りのカフェに美しい女性が人待ち顔で座っていました。私は仕事の打ち合わせをしていたのですが1時間たってもその女性は、誰かを待っているのでしょうか、風に激しく揺れる外の風景を見詰めていました。はるか昔の自分の思い出と何かが重なって詩ができました。
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by shou20031 | 2005-09-08 20:58 |


道ゆき



生きて行くには苦しすぎる
離れてゆくには辛すぎる
叶うことなら二人で
このまま落ちて行こう。
常識も義務も全てを忘れ
激情と欲望に身を焦して
二人肌を重ねたままで

後ろ指差されようが死ぬ時は同じ
あなたと一緒に手をつないで、
閻魔様の前まで歩いて行こう。
針のむしろも串刺しも
あなたと一緒ならおちて行こう。
どこまでも、どこまでも、
あなたと一緒なら


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まるで近松の心中物ような詩になってしまいましたが、ふっと浮んだ一節を言葉にしてみました。先日翔さんは恋する悦びは詩にされないのですかと尋ねられたのですが、そう言われると恋に夢中で楽しい時を詩にしたことがありませんでした。私の場合悲しみや怒り苦しみ、不安など心が揺れるときは詩が浮ぶのですが嬉しいときはどういうわけか浮びませんでした。
はてはてどうしたわけなんでしょう?
江戸時代の人情本には心中物って結構ありますが、月9のトレンディードラマには心中物なんてないのはやはり時代によってはやりすたりがあるのでしょうね。
ちなみに江戸時代心中して生き残ると、市中引き廻ししの上、張り付けの刑だったらしいですね。心中が多く見せしめの意味があったそうです。それでもあなたは愛しい人と心中しますか?
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by shou20031 | 2005-09-03 23:03 |


忘れなければならないもの


忘れなければならない時がある
それがどんなに苦しくとも
それが最初からの約束

風にふわりとなびいたあなたの髪は
カフェで背中合わせに座って
本を読んでいた僕の目を覆った
それが初めての出会いだった

忘れなければならない人がいる
それがどんなに辛くとも
それは守らなければならないルール

いつも待ち合わせは背中合わせ
話しをするのも背中合わせ
昼間のあなたはサングラスを外さない
僕はあなたの瞳を見た事がなかった

忘れなければならない思い出がある
それがどんなに悲しくても
二度と見せてはいけない涙

あなたが僕に求めたものは
優しさでも男らしさでもなかった
あなたが耐えていた苦しみを
ただ一緒に感じてあげることだった

忘れなければならない夢がある
それがどんなに寂しくとも
それを耐えなければならない夜もある

同じ部屋で同じ時間を過ごしたことさえ
忘れなければならないことがある
あなたがそれで幸せになれるのなら
僕は自分の夢さへ捨てられる

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by shou20031 | 2005-08-27 08:09 |


風がわいた


君の回りで風がわいた
白い芙蓉の花びらが揺れ
微かな髪の香りが漂い
時計の針が刻むことを止めた

ガラス窓の揺れる音が心地よく
私はまどろみの中に君の影を掴む
揚羽蝶が甘い夢に誘われて
濃紫の木槿の花芯が揺れる

記憶の中で鳶色の瞳を輝かせ
語り続けている君の言葉は
香りのように風に漂い
私の耳にたどり着くことはない

夏のけだるさの中
一陣の風が君の思い出を連れ去る
あの日別れた君の面影は一夜限り
満月の夜に蘇り暁の光に消える


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by shou20031 | 2005-08-24 21:11 |


それは


それは眩暈だったのかもしれない
真っ白な夏の午後

あなたの姿を見たこともないはずなのに
声だって聞いた事もない
でもあなたは確かにそこに座っていて
私の取り留めのない話を聞いてくれていた

それは眩暈だったのかもしれない
肌を撫でる風が気だるい昼下がり

余りにも強い気持ちが作り出した妄想なのかも
いくつもの点と線とを結び
こうあって欲しいと願ったその姿を
私はあなたへの言葉に重ね続けていた

それは眩暈だったのかもしれない
ひぐらしの鳴く夏の夕刻

すべては倒錯と誤解の世界
解き放たれた言葉は
思わぬ色にそまり戸惑い
いるはずのないあなたの姿に話しかけていた

それは眩暈だったのかもしれない
刃物のような月の光に照らされて

静けさに包まれたあなたの姿は
目を閉じてこそ鮮やかに
やがてあなたに語る
届かぬ手紙に書き尽くせぬ想い


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前作「眩暈」にはもう一片の詩がありました。実は最初にこちらが出来たのですが、後に書き上げたほうが詩として美しいので先に出してしまいました。
詩を作る人間の、他人にとってはどうでもいい、つまらない拘りなんですね
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by shou20031 | 2005-08-22 22:56 |


身に纏うもの


蝉の鳴き声が渦を巻いている昼下がり
陽射しは肌を焦し心を焼く

公園の木の葉さえ項垂れる時
ノウゼンカズラの赤い花が謳い
むくげの白き花が耳元で囁く
あなたは幸せなの

窓を開ければ咽るような熱い風が吹き込む
心を閉ざせば冷たい想いが

レースのカーテンに閉ざされた空間は
強い光を和らげて心地よく
悲しみも苦しみも忘れ
傷付くことのない恋を夢を見る

叫び出したくなるようなよう欲情を押さえ
心にナイフを立てる悲しみ

肌の温もりを忘れた夜を重ね
乾き果てた心の襞が割れる
優しい言葉に溢れた手紙を破り
欲しくもない常識を身に纏う


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いつもの路線に戻ります。余計な事は言わず作品に集中です。
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by shou20031 | 2005-08-21 23:30 |

    

永遠の愛ってあるのだろうか
by shou20031
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