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中国歴史小説と幻想的な恋の話


臆病と言う名の足枷


臆病と言う名の足枷

私は恋をするには歳を取りすぎていると
長いまつ毛を伏せた
そうやってあなたは自分に足枷をかける
震えるその指は恋をしている

衰えた自分の容姿を鏡に映してあなたはため息をつく
もう少し若ければ恋に身を焦すことも厭わない
でも若い時のあなたはそんな勇気もなかった
今はその潤む瞳が恋を求めている

あなたは自分の心が怖いのだと言った
乾いた心が満たされるのなら
愛されることに身を狂わせるなら
足枷など自分で振りほどく

無邪気に恋に飛び込めないのは
通り過ぎる若い子を見るあなたの眼
あなたの心が変わるのが怖いのじゃない
私が怖いのは自分の心が傷付くこと

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「小説・詩の部門」


これからもゆったりとしたペースですが出来上がった詩や文章を更新してゆきたいと思っております。今は恋愛詩がとても調子いいのです。ちょっとした言葉に反応するので、自分自身でも楽しみにしています。皆様からの素敵な言葉のコメントを期待しています。
by shou20031 | 2005-07-24 20:20 |

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永遠の愛ってあるのだろうか
by shou20031
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