中国歴史小説と幻想的な恋の話


そこまでの空 安野光雅 俵万智

c0039644_1215244.jpgそこまでの空   安野光雅 俵万智

安野さんの絵と俵さんの歌のコラボです。歌って絵があると想像力を削がれてしまうと言うデメリットもあるのですが、安野さんの絵は優しく俵さんの歌を包んでいます。

「百枚の手紙を君に書きたくて書けずに終わりかけている夏」

なんかいいですね。これ以上余計な注釈が一切いらない歌です。俵さんの歌の良さはこの歌に全てあらわれていますよね。良質の詩歌は余計な注釈を一切必要がないものだと私は思うのです。

 見開きのページに一首だけ。贅沢な空間の使い方ですね。でも違和感ないのです。安野さんの絵が主張するでもなく、じゃまするでもなくそこにあるのです。

「おしまいにするはずだった恋なのにしりきれとんぼにしっぽがはえる」

歌も良いけど安野光雅さんの絵が素敵でした。休日の午後に冷たい飲み物にあう本です。
(85点)

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by shou20031 | 2005-07-06 23:37 |

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永遠の愛ってあるのだろうか
by shou20031
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