中国歴史小説と幻想的な恋の話


「ふたりの証拠」「第三の嘘」 アゴタ・クリストフ



「ふたりの証拠」も「第三の嘘」はいまひとつでした。あくまでも「悪童日記」がセンセーションでインパクトが強かった。
本来ならこんな本の事は書く必要もないのですが、「悪童日記」を読んだ時に軽はずみにもこの2冊を読んでみたいなどと言ってしまったことへの反省であります。

僕らはと言う書き方であたかも双子であると言う書き方で進められていた「悪童日記」
「ふたりの証拠」はおばあちゃんの国に残ったリュカに起きた生活を書いたものだと思っていた。
「第三の嘘」に至っては国を出たクラウスの話だと思いきや、もうめちゃくちゃである。作者の意図など想像したくもない駄文です。

すべての文章に「悪童日記」ほどの輝きがないのが残念である。ある人のブログでは訳がひどいのではないだろうかと書いてあったがどうなんでしょうか。フランス語だしね。私は原文読んでもわかりません。確かに読んでいて棒訳のような違和感を感じることはありました。

言ってしまえば、主人公は人格障害なんでしょうか。17歳の少年が大人の男女を相手に性を弄ぶ。平気で殺人も犯せるし、好きでないからと言って父親も殺せる。頼まれたからって祖母だって殺せる。こんな状況なら殺すこともしょうがないかと思っている自分が怖いですよね。やはり人殺しは人殺しでしかないのですから。我々の倫理観が揺らいでいるのか。現実にはしょうがないよねで済ませられる殺人なんてありえないのですから。そして「第三の嘘」では許されざる愛だそうな。何を今更だい!

最後に「第三の嘘」に至ってこの三部作。別に連続してるものでも何でもないのです。読者が勝手にそう思い込んでるだけ。皆さん期待は裏切られる可能性は高いです。
中には感動される方もいるとは思います。大きな賭けに出て下さい
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by shou20031 | 2005-06-01 16:18 |

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永遠の愛ってあるのだろうか
by shou20031
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